【Cordings】English Whipcord Trousers

【Cordings】English Whipcord Trousers

Nov 05, 2022

今年もロンドンの老舗カントリーウェアショップである Cordings から新入荷アイテムが届きました。

 

 

 

いくつかアイテムが入荷していますが今回ご紹介しますのはこちら

 

Cordings / English Whipcord Trousers

 

 

Whipcord(ウィップコード)という生地をご存知ない方も多いと思いますので、生地についても軽くご紹介。

Whipcordは梳毛強撚糸で作られた粗めの生地で、綾目の表われた変化綾組織の厚手織物のことを指します。

綾目が太く畝のように盛り上がっており、その太い畝が乗馬の鞭綱(whipcord)のようである、というところからこの名がついているそうです。

強度が高く、乗馬用の服やオーバーコートに使用されます。

 

 

しかも英国を代表するウールファブリックの老舗メーカーであるAW HAINSWORTH(ヘインズワース)の生地。

1783年に英国ヨークシャーで創業以来、200年以上も伝統的な英国ウール生地を作り続けており英国の歴史を象徴する数多くのシーンと共に歩んできたメーカーです。

HAINSWORTHのWhipcordはメリノウール100%で作られていますので、滑らかな光沢と流れるような手触りの良さがあります。

 

とにかく良い生地で、展示会で見た瞬間にオーダーしようと決めました。

 

生地もいいですがディテールも好みでして

 

フロントは1インプリーツで持ち出しが付きます。

 

 

 

ボタンフライでボタンキャッチがつくクラシックな仕様。

履いた際の腰の安定感は抜群です。

 

 

内側にはブレイシーズ用のボタンも。

また、縫い代の部分はロックミシンで処理されている物も多い中、しっかりとパイピングで処理されているのも好印象。

 

 

サイドポケットはスラッシュでベルトループは無く、サイドアジャスターがつくスッキリとした腰回り。

背面は右にのみ両玉縁ポケットが付きます。

 

 

この黒いバックルもいいんですよね〜。

 

 

最後に着用イメージを

 

 

 

 

 

 

(181cm 66kg 30inch 着用)

織りは粗めですが野暮ったさは全く感じられません。

むしろ柔らかな光沢と滑らかでドレープ感のある生地はエレガント。

シルエットも細くも太くもない、使いやすい太さですので活躍するシーンは多いかと。

 

裾は未仕上げですのでお好みで仕上げてください。

個人的にはジャストかハーフクッションで4.5〜5cmのダブル仕上げがオススメです。

 

 

Cordings / English Whipcord Trousers

size : 28 , 30 , 32(sold)

price : 50,600 (tax in)

 

少量入荷のため横浜店のみにてご用意しております。

(オンラインストアにも準備が整い次第アップします)

 

 

ありがとうございました。

横浜店 シン