【EDWARD GREEN】エドワードグリーン オールソール
【EDWARD GREEN】エドワードグリーン オールソール
Feb 09, 2023
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本日はオールソールのご紹介です。
お持込みされた靴はエドワードグリーンの名作の1つ、Berkeley(バークレー)。
つま先の傷やヴァンプの状態からも分かる通り非常によく履き込まれていて雰囲気抜群。
ここまで愛用していただけるとメーカーとしても本望でしょうね。
そもそもここまで履き込んだ靴でも直せるの?
と思われる方も少なくないのではないでしょうか。
オールソールをお受けする際は修理の負荷に耐えられる状態かのチェックをします。
ドキドキしつつ各ポイントをチェックしましたが、こちらの靴は難なくクリアしました。
使用される材料や作り込みによってはここまで履き込むと修理不可能なケースもありますので
やはりエドワードグリーンは流石のクオリティです。
修理をするソールの状態はというと
トップピースはすり減り
ちょうどソール中央に亀裂が入ってきた頃。
オールソールのタイミングとしてバッチリです。
それでは仕上がりを。
(レザーAプラン)
オリジナル同様にヒドゥンチャネル仕上げ。
ソールステインの色、縁取り等近づくよう工夫しています。
細かいポイントにも拘っていまして
EGらしい控えめなツメや
ウエストの丸コバ
ヒールウィールもキッチリ。
化粧釘もオリジナルに忠実に再現。
ウェルト上面のファジングも丁寧に。
ピッチもEGとかなり近いです。
ソールが生き返ると靴全体がシャキッとします。
こういった細かいポイントが欠けていると全体として見た時に違和感がでます。
綺麗に仕上げることはもちろんですが、メーカー、モデルごとに
違和感がでないよう仕上げることも修理屋の腕の見せどころ。
大事なお靴のお修理はぜひお任せください。
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是非ご活用下さい。
ありがとうございました。
横浜店 シン