【UNION WORKS Original】 Work Shirt
【UNION WORKS Original】 Work Shirt
Oct 03, 2023
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カバーオールにエンジニアJKT、サロペット、エプロンとオリジナルのユニフォームを展開してきました。
そんな中、作りたいな〜と思いながらもあるアイテムだけが形になりませんでした。
それがワークシャツです。
これまで展開してきたユニフォームは基本的に英国のヴィンテージウェアをデザインソースに作ってきました。
英国のワークウェアは基本的にジャンプスーツやYシャツの上にカバーオール、ショップコートを羽織ることが多く、ワークシャツもありますが被りのタイプがほとんどでして。。。
コレだ!というものがなかなか見つかりませんでした。
そんな中、ネタを探しにヴィンテージショップを巡り巡ること数年。
ついに見つけました。
こちらの写真は1960年代頃のRoyal Navy(英国海軍)の船員。
この方達が甲板での作業着として着用していたのがAWD(Action Working Dress)シャツです。
近年のものはちょくちょく見ますがこの頃のはレアでして、古着好きの方でもなかなか見る機会が少ないのではと思います。
最後の写真の人、カッコいいですね〜。
これらの写真で着られているAWDシャツをデザインソースに
サンプルを作っては修正を繰り返し、気づけばシャツを作ると決めてから1年半ほどが経ち・・・
この度ようやく納得のいくモノが出来上がりました。
何度かインスタグラムに画像をアップしていましたアレです。
UNION WORKS Original / Work Shirt
手前味噌ですが良いシャツに仕上がったと思います。
ワークシャツということで比較的ゆったりとしたシルエット。
オリジナルはタックインして着用することが前提ですので裾を出して着るには少々着丈が長いのですが、
こちらはインでもアウトでも着ていただける長さに着丈を設定しました。
生地はしっかりと目の詰まったコットンドリル地。
AWDシャツの特徴的なブルーの色味に寄せました。
色味からしても分かる通り定番の生地ではないので、このシャツのためにオーダーして作っていただきました。
ガシッとした生地ですので、着始めは硬く着づらいかもしれないですが
洗濯乾燥を繰り返して柔らかくなる頃にはイイ〜雰囲気のシャツになること間違いなし。
洗濯を10回程する頃には馴染んでくると思います。
襟はクラシックにやや大きめのレギュラーカラー。
台襟の高さやボタンの間隔等、ボタンを開けた時の開きが綺麗になるよう拘りました。
胸にはこのシャツのアイコン的なフラップ付きのパッチポケット
イギリスらしい湾曲したフラップはオリジナルよりもRをほんのりキツくし、印象的に。
しっかりと容量がありますのでメモ帳もスッポリ入ります。
アームはワークシャツですのでやや太めの設定。
ワークシャツだと袖口は基本的にイッテコイの仕様ですが
こちらは剣ボロ仕様にしました。
無骨ながらも要所要所にドレス要素を入れています。
この黒いボタンもビンテージのシャツを元に似ているものを探し、見つけたモノを使用。
1.5cmとシャツにしてはやや大きく、胸ポケと同様このシャツのアイコニックなディテールです。
また、あくまでワークシャツですので、袖口が緩くて手元に掛かってしまうと作業の邪魔になります。
オリジナルは袖のボタンが1つのみですですが、こちらは2つ設けて調整できるようにしました。
背面はサイドプリーツ仕様。
裾はラウンド仕様で
オリジナル同様、嬉しいマチが付きです。
長々とディテールについて書いてきましたが、とにかく所々に拘りが詰まったシャツです。
また、敢えてヴィンテージのシャツの様にするため、水通しされてない生地で仕上げてあります。
洗濯乾燥をすると1サイズほど縮みますので、そこもお楽しみいただけたらと思います。
縮み具合に関しましてはオンラインストアに参考値が載っていますので参考にして見てください。
(*商品の特性上、洗濯乾燥の環境によって縮み具合に差が出ます)
UNION WORKS Original / Work Shirt
Size : 36 , 38 ,40
Price : 22,000-
ユニオンワークス全店にてご覧頂けます。
(近日中にオンラインストアにもアップします)
目指すはここ。
この方のようにクタクタに育った頃にはイイ〜雰囲気の1着になっているでしょう☆
ぜひ革靴と同様、ガシガシ着込んでいただけらと思います。
着用ブログもアップしますので、そちらもご覧ください。
ありがとうございました。
横浜店 シン