レンデンバッハ。値下げします。
レンデンバッハ。値下げします。
Oct 02, 2010
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オールソールのオプションパーツとしてご用意させていただいているレンデンバッハソール。
この度値下げすることにいたしました!!
オールソール価格+5,250-だったものが+3,150-へ。
チョイスしていただく際のハードルが大分下がるのではないでしょうか?
さて、このドイツ製のレンデンバッハソール、どこがいいのか?
オススメするからには説明が必要ですね。
まずは主観的な感想から。
自分の靴をこのソールで交換、履いてみるとやっぱり感じが少々違います。
ユニオンスタンダードのソールと比べると、何と言いましょう?
ソールの質感がしっとりしていると言うか、オイリーな感じと言うか。
なにかしっかりとした、支えられている感覚がそこにはあります。
あえて大げさに言えば地面にソールが吸い付くような足馴染み感。
プラス料金を支払ったからそう感じるのかな??
いやいやそんなことはないはずです。
レンデンバッハはいわゆるオークバークと言われ、原皮の状態からオークバークタンニンで鞣されたもの。
オークとは日本ではブナやナラに当たり、家具やウィスキー、ワインの樽などに使われています。
その樹皮のタンニンが鞣しにいいようです。
ワインやお茶にも含まれるタンニン。
どのように作用し、すぐれた革を生み出すのか?
想いをめぐらせても、よくこの方法を発見したよな~。なんてことしか思い至りません・・・
ともかく、オークバークタンニンを使用し、長いものでは1年もの時間をかけて鞣された革は
次第に革の繊維の目が詰まり、丈夫で減りにくい底材になっていくのです。
有名なところでは、クロケットのハンドグレードやサンクリスピン、
ハインリッヒディンケラッカーなどにも使用されています。
(ウエストの刻印にご注目。リンクから製造過程のムービーが見られます。)
目の詰まった感じは、なんとなくですが見ても分かります。
ソールだけを手に持って屈曲させてみれば、丈夫が故の抵抗感を感じることができます。
店頭にサンプルをご用意してありますので実際にお手に取ってご覧ください。
長持ちするソールを使用してオールソールの回数を減らすことは靴を長持ちさせるにはとても重要なこと。
長い目で見れば、靴のウェルトにもお財布にも優しいんですよ。
(参考資料 All about Wikipedia)
( 青山店 鳥海 )