皆様GWはいかがお過ごしになられましたでしょうか?
大型連休の後は何だか気が抜けちゃう。
なんて事もあるとは思いますが、そろそろ日常に慣れてきた頃ではないでしょうか。
みんなで頑張って5月も乗り切りましょう!
それでは修理のご紹介です。
今回はドライビングシューズの代表格とも言えるブランド
『TOD’S』のソール補修をご紹介致します。
TOD’Sのドライビングシューズといえば、
この粒々のソールをイメージされる方も多いかと思います。
屈曲性に優れ、ラバーの粒々によりアクセル、ブレーキを安定して踏むことが可能です。
まさに運転に適した靴だと言えます。
見た目も軽やかで脱ぎ履きが楽。
何より履き心地が良い為、春先から夏にかけて履きたくなる方が多いのでしょう。
今時期はドライビングシューズのご依頼が多くなります。
ドライビングシューズをお履きの方ならお分かりかと思いますが、
暫く外履きとして使用しているとアッパーの爪先や踵が削れてきてしまいます。
元々は車の運転用に作られている靴ですし、
ソールのゴムも少し内側に控えた配置になっている為これは仕方がない事です。
今回のご依頼主様も、何足もドライビングシューズを履いてこられたそうですが
その度、この現象に悩まされてきたようです。
今回はアッパーが削れる前に補強はできないかというご相談でした。
ソールの粒々を削り落とし、新しいラバーに交換させて頂きました。
仕上がりはこちら
ソールには少しでもオリジナルの履き心地を損なわないように、
イミテーションクレープという屈曲性の高いラバーを使用しました。
オリジナルより張り出しを持たせ、歩行の際にアッパーが地面と擦れにくいように仕上げております。
これでしっかりと靴本体を守る事が出来ます。
車で言う所のバンパーみたいな物ですね。
ドライビングシューズだけにね♪
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続けます。
ヒールは同じ素材のラバーを一枚重ね、高さを出しています。
これによりアッパーが削れにくくなるだけでなく、
ヒールが削れてきたら交換出来ると言うメリットも増えました。
引きで見ても違和感の無い仕上がりなのでは無いでしょうか。
やはりオリジナルと比べると履き心地は硬く、重くなってしまいますが、
アッパーの削れは断然抑えられると思います。
アッパーが削れる前に補強。
こんな方法もございますので、是非ご検討下さい。
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5/19(日)までとなっております。
是非ご活用下さい!
最後までお付き合い頂き有難うございました。
横浜店 山田