ちょっと昔話
ちょっと昔話
Apr 22, 2008
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地元関西で暮らしていた20代前半の頃、某セレクトショップの店員として働いとりました。
今となっては当時の面影もへったくれもないんですが、Hedi Slimaneがディレクターを務めていた頃のYSL rive gaucheやDior hommeに心酔してたんですよ…こう見えて。
他にはAnn DemeulemeesterやCarol Christian Poellなんかにも…いやぁ、舌噛みそうっすね。
名前長けりゃいいってもんじゃねーぞ、このやろー!なんて吠えてみても、好きやったもんはしかたない訳で。
エディはディオール辞めてどこ行くんかなぁ、ご存知の方は教えてください。御大カール・ラガーフェルドも寂しがってるんじゃなかろうか。これは勝手な想像・妄想。
で、自分がそんな感じだと、周りもそんなヤツばっかりなんです。ほんまに類は友を呼ぶらしい。その中にはめっちゃ靴好きの女の子もいて、その子はいちいち買った靴を自慢しに来ては蘊蓄を語って去る…みたいな。
その彼女がある日、『わたしの靴道楽も今日で終わりやわ』と言って、一足のパンプスを見せに来ました。その時に《Manoro Blahnik》を初めて見たのです……
靴好きな女性なら知らない人はいないであろう靴デザイナー、マノロ・ブラニク。
セクシーでカラフルなデザインを有する彼の靴は、セレブリティ達の心を掴んで放さない。
多くの映画や海外ドラマにもしばしば登場し、最近だと《SEX&THE CITY》が有名ですかね。
女性はいいなー、俺も履いてみてーなーこうゆうの。まぁ、俺が履いてもきもいだけやし、そもそもサイズが無いけど。
ちなみに取り扱い店の回し者ではないのでアシカラズです。気になる方はネットで検索してみてください。いっぱい出てくるよー。
話は戻りまして……
初めて見たマノロは、シンプルな黒いパンプス。でも、雰囲気あってカッコえーなーなんて話したように記憶しています。
その後、彼女の靴道楽がフィナーレを迎えるはずも無く、第二章の幕を開けてしまった事は言うまでもありません…今でも、たまに会うと見たことのない靴履いて来るしな(苦笑)
道楽に終わりなし。はまればそこは蟻地獄……
怖いもの見たさでちょっと興味あるでしょー、そこのフレッシャーズさん。……ん?あなたですよ……そうそうそう、キョロキョロしても他に居ないっしょ?
(BENCHMARK うえだ)