ステファノベーメルの双六
ステファノベーメルの双六
Jun 17, 2010
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惜しまれつつも日本を撤退してしまったステファノベーメル。
同時期に話題を集めたブランキーニと違い、真っ当な靴作りをしていたのにちょっと残念です。
最近は噂を聞きませんが、どうしているのでしょう。
イタリアで地道な活動をしてらっしゃるのかしら。
この双六はベーメルの既製靴専門店のオープン記念かなんかでいただいたものです。
駒はゴールド、シルバー、ブラック、3足のイミテーション(?)ブローグ。
このミニチュアシューズ、さすがによく出来ているなあ。
ロングノーズ、アーモンドトゥのきれいなラストです。
盤面には1足のビスポークシューズが出来上がるまでの行程が写真で紹介されています。
所々に落とし穴があり、汚れた靴で外出した人は振り出しに戻る。
黒い靴に白いソックスを履いていた人は2回休み。
シューキーパーを入れ忘れた人は1回休み。
同じ靴を何日も履き続けていた人は2回休み。
熱源の近くで靴を乾かした人はサイコロの目だけ後戻り、などなど。
逆にポイントが高いのは靴をよく磨いていた人や、靴べらを使っていた人、靴と同じ色のワックスを使ってた人、ヒールやソールを定期的に点検し、擦り減っている場合は早めにリペアに出す人です。
靴好きの方ならとっくにご存知の基本中の基本ですね。
最近、ユニオンワークスは新しいスタッフが続々入社しているそうです。
この双六、靴作りの工程も学べることだし、新人研修の教材として貸し出しましょうか、中川クン。
yo-c