シューズチェック粋人会議編、7月編
シューズチェック粋人会議編、7月編
Jul 04, 2010
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今月も友人がプロデュースする粋人会議にお招きいただきました。
今回は南青山のミュージアム1999が会場。大正時代に建造された洋館で、ここならお洒落のし甲斐があるというものです。
親しい友人、知人に声をかけ、さて今夜はどんな名靴と出会えるでしょう。
ところが梅雨のまっただ中とあって、いわゆる雨用シューズの着用が目立ちます。(ガッカリダヨ!)にも関わらずビスポークスーツでビシッと決めて現れたのが、ビスポークシューメーカーの福田洋平氏とVICK TAYLORの近藤氏。
向かって左の福田氏は自作のチゼルトゥ、キャップトゥ。
元々はダークブラウンのカーフで仕立てたものを、キャップだけブラックのワックスで磨き上げたとのこと。やるなあ。
ちなみに彼は天候に関わらず、自作の靴を履くそうです。雨だからといって、僕がパラブーツ履くのは具合悪いでしょう。おっしゃる通りです。
向かって右は近藤氏。福田氏メイドにしてはゴツイなあ、と思ったらゲオルグマテルナのキャップトゥ。
おそらく購入は20年以上前と推測しますが、重厚なブダペストラストは永遠です。
お次は私と、大先輩、波多野三郎さんの2ショット。
私はJ.W.WestonでMTOした黒白コンビのローファーです。この靴のポイントは白の部分もスエードでなくカーフであること。
今夜のように雨で周囲が地味になり勝ちな場合、ちょっと差をつけることができます。所詮は自己満足ですが。
波多野氏のキャップトゥは20年以上前、NYで買われたというチャーチズ。
福田氏、ちょっとさわるなりいいスェードです、とのこと。そういえば近頃では、しっとりしたスエードシューズを買おうとしたら、
10万アップは覚悟しなくちゃ。困った時代です。
最後は我らが中川代表。福田洋平メイドのサイドエラスティックです、ウソウソ。
本当はトニーガジアーノさんにお願いしたEDWARD GREENで、なんと無理をいってCウィズで作ってもらったとのこと。(細
ッ!)3時間も履いたら頭が痛くなるそうですが、少しづつ着用時間を延ばして、足に合わせるという壮大な計画。
根性には敬服しますが、良い子は真似をしないように。靴は正しいサイズを選びましょう。さて、来月の粋人会議ではどんな靴と出会えるでしょう。次回レポートをお楽しみに。
yo-c