【Belt Cut】ベルトカット 剣先加工 愛犬のイタズラ

【Belt Cut】ベルトカット 剣先加工 愛犬のイタズラ

Feb 19, 2025

タイトルにある通り、久しぶりの愛犬のイタズラ(愛情表現)案件です。

過去にブログでもご紹介しておりますし、

ご紹介出来てない分も合わせるとシリーズ化出来るくらい頻繁にご依頼いただきます。

ALDEN タン補修

レザースリッパ 補修

 

今回のご依頼はこちらのベルト。

 

引きの写真でもお分かりかと思いますが、

 

剣先がボロボロになっています。

 

目撃者の証言によると、毛むくじゃらの何かがこのベルトで戯れていたとの事。

はい、愛犬の仕業です。

 

剣先に十分長さもありますので少しカットした後、形を加工する事にしました。

 

先ずは大体こんな感じの剣先にしようかなとあたりをつけ、大まかにカットします。

 

次に形を整えていきます。

 

この手のドレスベルトは大抵3枚の革を重ねて作られています。

真ん中の革は芯材として、そして立体感を出す為の役割と考えられます。

真ん中の革を表裏の革よりやや小さめに加工し、他の2枚も少し厚みを調節します。

 

その後縫いをかけるとこんな感じ。

立体感が出てきましたね。

 

最後に外周を整え、コバを仕上げます。

 

完成です。

上出来ではないでしょうか。

 

ユニオンワークスでは靴の修理は勿論、バッグ、革小物などの修理も承っております。

是非ご相談下さい。

 

皆様のご利用お待ちしております。

 

横浜店 山田