Dead Stock
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Jan 17, 2014
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怒涛の幕開けの2014年。
本年も皆様のご愛顧、感謝いたします!
ブログも久しぶりの更新。今回は以前より集めておりましたデッドストックとなっていた今では貴重となったお靴をご紹介いたします。
新しい物でも20年ほど前のものになりますでしょうか。
20年というと随分前だとおもいますが、1990年代、80年代というと私個人としてはついこの間のように感じてしまいます。
実際の時間の経過と記憶の感覚はギャップがあるものですね。
こうして改めてこの靴たちを見てみると随分時間が経って造りや仕上げにも変化があるものだと思います。
しかし、よくキレイなままで残っている靴がこれだけあったものだと驚きました。
数があるので、本日はまず黒の靴をご紹介しようと思います。
有名なメーカーが作っている靴ばかりでしたので、どこのメーカーか考えながら見てみるのも面白いのではないかと思います。
トップバッターはこちらのパンチドキャップトゥ。
大きすぎず、小さすぎずのきれいな穴飾りです。
ファジングは今と違って奥の方までしっかり入っています。
ソールは途中で継いであり、古い靴に見られるものです。
ブランドはブルックスブラザーズのものです。
9/B!細い!
これ履けたらかっこいいなーと思います。
ソールもすごくきれいな状態です。
メーカーはお分かりになりましたか?
こちらはエドワードグリーン製ですね!
小さいブロック体のMADE IN ENGLANDの刻印は再建されて間もない頃の物でしょうか。
そして346というラストはブルックスブラザーズの専用ラストだそうですね。
続いてはこちらのフルブローグ。
こちらもブルックスブラザーズ。
でもさっきとソックの刻印の向きが逆ですね。
先ほどのパンチドキャップとは違い、迫力満点のブローギングが施されています。
ソールにもブルックスブラザーズの名前がしっかり入っていますね。
こちらもウィズはB!細身ですねー。
サイズは41とあります。これは最近見るヨーロッパの単位とはちょっと違うようです。
大体ですが、これで8~8hぐらいになると思います。
こちらの靴の製造はチャーチですね。
がっちりした造り方はこのころから変わってませんね。
続いてもう一発フルブローグ。
またちょっと違う雰囲気です。
先ほどと同じフルブローグですが、羽根の部分入る飾りのカーブの仕方なんかは今でも面影あるところです。
こちらは、ニュー&リングウッドの名前で作られたものです。
サイズは8/E。ラストナンバーも出てきましたね。
中底にサイズとウィズの刻印があります。
こちらの靴はクロケット&ジョーンズ製ですね。
中底の刻印は今の靴にもありますので、お持ちの方はご覧になってみてください。
最後はこちらのキャップトゥ。
これはもう、チャーチって見えちゃってますね。
LODON NEW YORKの都市名だけのものになります。
ラストは73と並んでよく使われていた82というものです。
ラバー部分のチャーチの字体が今のものと違いますね。
今回はいったんここでおしまい。
いかがでしたでしょうか。
古い靴を見つけた時にどこで作ったものだろうと見てみるのも面白いものです。
今のものと細かい変化が見られたりと色々発見があります。
アッパーの革なども、今となんだか違うとか、どれもすごく良い靴でした。
次回は残りの茶色の靴たちをご紹介したいと思います。
お値段等も、追ってお知らせ致します。
渋谷店 花田