鍋、釜を買うように・・・・・
鍋、釜を買うように・・・・・
Aug 19, 2012
- CATEGORY
- Church's
昔読んだ雑誌のコラムで当時のロンドン、ジャーミンストリートに関する記事がありその中で忘れられないフレーズが・・・・・・・・
「紳士達は鍋、釜を買うように気負うことなく普通に靴を買っていく」
一足の靴についてそれを「一生モノ」と言い続けてきたことに後悔、反省はありませんが、イギリス紳士の普段の自然体のスタイルを見た気がしました。
例えば何処何処のブランドのラストが何でウィズが何でを買うぞー!!・・・・ではなく、
愛用している1足がそろそろくたびれてきた。ソールも二度変えたしアッパーにもクラックが入ってきたなー・・・・で、次のを普通に買う。
鍋とか釜を買うように、仕事用の一アイテムとしての靴を普通に買っていく・・・・・。
ユニオンワークスは3年前から靴の企画、販売を始めました。
過去にはトリッカーズのカントリーシリーズのダブルネーム、シュナイダー・ライディングブーツのジョドファーやジョージブーツ、そしてエドワードグリーンのオールドシリーズなどなど。
今後も自分たちがワクワク出来てお客様にも面白がって頂けるようなモノを並べていきたいという気持ちは変わりませんが、一方・・・・・・
「毎日履く仕事靴がいつでも普通に買うことが出来るような店」
にもなりたいと思っていました。
10万円以下で、いかに普通で、しっかりと主人の足下を支えてくれる、優秀な執事みたいな靴は何だろう・・・・・・・・・・と。
そこで白羽の矢を立てたのが
「Church’s!!」
ここまでの画像はユニオンワークススタッフ達が所有するチャーチたちです。
上から、工場ムラマツの、次が工場青木の、3番目が渋谷店長谷川の、最後が渋谷店花田の私物になります。
(花田の茶、「エボニー」っていうんでしたっけ?なかなかアンティークフィニッシュ感が素敵・・・・・・元々のもの?それとも花田の手によるモノなんでしょうか??)
どれもいい感じで育ち中ですね☆
この秋ユニオンワークスはChurch’sのキャップトウ(コンサル)とセミブローグ(ディプロマット)の2モデルを発売いたします。
まずは第一弾としてキャップトウの黒に限り、8月24日金曜日より発売開始とさせて頂きます!
細すぎず丸すぎないバランスの取れたラスト173による上品かつクラシックなフォルムは時代を超え皆様のスタイルをしっかりと支えてくれるものと確信しております。
ヒモを通しながら感じたことですがまあそっけないです。奇をてらったところは微塵もなく革の表面も何のお化粧も施されれておりません。
しかしそこがまた質実剛健、英国の良心といった魅力を感じます。
このあたりは仏靴ですがJM.ウェストンにも通じるところがありますね。
http://unionworks.blog118.fc2.com/blog-entry-40.html
アウトステッチを隠さないオープンチャネルにこのスタンプ!!何とも潔く、たのもしいです!!
Church’s Consul (キャップトウ) まずはBlack Colourから!
Size6から9まで
¥71,400ー
8月24日金曜日よりユニオンワークス渋谷店、銀座店、青山店にて発売開始とさせて頂きます!!
ご希望のお客様にはヴィンテージスティールをサービスいたします!!
もう一点、今シーズンより始める靴修理屋サンならではの、お得なお知らせがございますのですが・・・・・・・
そちらは追って金曜日までに当ブログにてお知らせいたしますのでご期待下さいませ☆
しばらく寝かせておいたChurch’sがいよいよユニオンワークス各店へ・・・・・・
こちらも大変ワクワクしております!!
普通にいいものがいつでも買えて、で、その店にしかないものでワクワクも出来て、そして本業の修理でしっかりご満足のいただける靴屋、靴修理屋を目指して・・・・・・・・・
どうぞよろしくお願いいたします。
ユニオンワークスなかがわ