BONCOURA Black Chambray Shirt ③【ディテール編】
BONCOURA Black Chambray Shirt ③【ディテール編】
May 16, 2020
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4月の終わりより発売しております 【UNION WORKS LIMITED】BONCOURA Black Chambray Shirt。
大変ご好評いただいており、嬉しく思います。
残り僅かとなってしまったサイズもありますが、まだご案内できるサイズもございますのでお気軽にお申しつけください。
今回は購入しようか悩まれている方にはもちろん、ご購入いただいた方の愛着がさらに増すように
森嶋氏の拘りが伺えるディテールにフォーカスしてご紹介します。
ディテールといっても生地や縫製、糸、パーツ、デザインと何処をとっても目を惹きますが
全部について書くと長くなってしまいますのでまずは生地と糸から。
こちらの生地はボンクラオリジナルの黒杢シャンブレー生地。
シャンブレーというのは縦糸に色糸、横糸に白糸で平織りにした生地のことを指します。
ボンクラのシャンブレーは森嶋氏が原綿の選定、配合率から拘った撚糸を旧式の力織機で織られたセルビッチ付きの生地です。
ちょくちょくでてくる「旧式の力織機で織った生地」はなにが良いの?
と思われる方もいるかもしれませんのでちょっと掘り下げます。
旧式の力織機はシャトルと呼ばれる道具を使用する機械で、手織に近い素材感の生地が織れます。
(上写真:シャトル)
シャトルとは織物を織る時たて糸を上下2シートに分け、その間によこ糸を挿入するための道具です。
これが左右に往復運動をしながらよこ糸をたて糸の間に織り込んでいきます。
近年の織機に比べ生産効率は1/5程度、1時間で5メートル程しか織れません。
旧式の織機でゆっくりと織られた生地には独特なムラができます。
このムラ感が着て洗ってを繰り返していく中でに凹凸として表れ、
その人に馴染んだ表情ある一着として育っていきます。
これが旧式の力織機で織られた生地が人気である理由の一つです。
つまり、古着キュレーターとして活躍するほどの知識と経験をもった森嶋氏が
原糸の段階から拘った糸を旧式の力織機で織りあげたイイ~生地なんです!!
また、縫製に関しましてもデニム同様にヴィンテージミシンを用いて全て綿糸で縫われています。
そのため着込むほどにパッカリングが現れ、凹凸のある生地とも相まって更に雰囲気が出てきますので
どんどん愛着が湧く1着となると思います。
アイロンかけて着ても様になりますが、この生地感を生かすためにも
洗いざらしでいい具合に力の抜けた着こなしがオススメです☆
在庫数が少なくなり店舗によって取り扱いのサイズが異なります。
店舗で実物をご覧になりたい方は事前にお問い合わせくださいませ。
横浜店 シン