ユニオンワークス渋谷店に３０年くらい前（たぶん）にロンドンのデパートで普通の既製靴として売られていたであろう１足がデッドストックとして並んでおります。

この革の質感、今ではマボロシモノです☆　

１５年ほど前、ユナイテッドアローズさんのオリジナルシューズブランド「ソブリン」（Made by Edward Green)があり・・・・・・
 

その一部にこの質感の革が使用されていた記憶ありです。

未だお持ちの方、大事にされた方がいいですよ♪

やはり１５年くらい前までのシュナイダーのチェスナットもこの質感でした。

工場長櫻井の私物がそれです。大事にしようね☆

関連記事

http://unionworks.blog118.fc2.com/blog-entry-411.html

 

機械縫いでありながらファッジのピッチがあってるってどういう事？？

手縫いのわけないし、後からひとめひとめ入れてくんでしょうか？？？

 ココが「チッ！」ってなってるのが凄い！手がこんでますねー。

ウェストンもこの「チッ！」今では止めちゃったみたいです。

今、「チッ！」を見られるとすればガジアーノとＥＧのトップドロワーくらいでしょうか・・・・？

解る人だけ解ればよい。自分の表現の稚拙さが恥ずかしい・・・・・。

 

地面に降ろすのがためらわれるくらい美しいソール。

ため息でますな・・・・・・・。

 

 

 

 

インソックには「Harrods」。

デパートがこんな靴を作れるはずはなく、当時ノースハンプトンのどこかの工場がＯＥＭで作ったのでしょう。

 
 

サイズは８とありますがもう少し小さめです。サイズ７か７ハーフの方にお奨めできます。

Dead Stock Harrods Semi Brogue     ￥５９，８００ー

昔の既製靴って今のモノには見られない手の込んだ意匠、技術、素材がてんこ盛りで勉強になるとともに畏敬の念を抱かざるを得ません。

タイムマシンがあったら有り金かきあつめ当時のロンドンへ・・・・・なんて子供みたいな事をついつい考えてしまいます☆

工場　なかがわ