Rutherford ☆
Rutherford ☆
Jun 01, 2012
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ドカーンと仕入れたミュージックバッグが残りほんのわずかになってしまいました。
(BLACK SOLDOUT 次回の入荷をお待ちください。)
これまでこのバッグを作ってくれているメーカー、工場についてのご説明がありませんでしたので本日この場をお借りして、奇跡のイングリッシュブライドルメーカー「ラザフォード」についてご紹介いたします☆
ラザフォードはイギリス北部の町、チェスターにある、まだ産声をあげて間もないラッゲージメーカーです。
たったの6人の本当に小さなメーカーですが一人一人のイングリッシュブライドルレザーに対する熱意はすさまじいモノがあります。
歴史はありませんし、ワラントも持っていません。(EGだって持ってないんだからそれは別にいいけど)
ハリウッドの女優、俳優も彼らの製品を持っていません。
しかしラザフォードの製品には現存するイングリッシュブライドルレザーアイテムを作る他メーカーに勝るとも劣らないいくつかの要因があるのです☆
私は18年前、一人でにユニオンワークスを作った頃を今の彼らに思いかさねています。
彼らの製品を心から愛し、ダメなところはしっかりと指摘し、アドバイス、ケアをしながら、今後に於いて彼らのベストパートナーになりたいと思っております。
以下ラザフォード社のご紹介になります。
かつて、ウェールズとの国境に近い英国北西部の街チェスターで、 アタッシュケース、ブリーフケース、フォリオなどの 多くの名作イングリッシュブライドルラッゲージを生産し、90年 代後半に静かにその幕を閉じた名門「シャトルワース社」。
同社の廃業から10年以上の歳月が経過し、もはや廃棄処分寸前と なっていたシャトルワース社の設備一式を、 100%英国製革製品に熱いハートを持つ英国人女性、アレックス が購入したのは、2010年のことでした。
彼女が夫のラス、親友のダレンと共にチェスター郊外の美しい農村部に新たな拠点を確保し、新たにスタートしたのが、今回ご紹介する イングリッシュブライドルラッゲージブランド「ラザフォード」です。
彼らは設備購入から1年以上の歳月をかけ、見捨てられていた工具、型紙、機械関係をオーバーホールし、 古いシャトルワース社の従業員名簿から、かつての手縫職人グラハムの自宅の電話番号を探し出し、ラザフォード社に参加するよう説得しました。
2011年には、念願のピュアイングリッシュブライドルレザー (革のもととなる牛自体がイギリス産で、鞣し作業も英国内で行う というもの) の安定調達も可能となり、現在少しずつですが彼らの商品ラインナップを構築中です。
イングリッシュブライドルラッゲージメーカー数社が存在こそはするものの、市場に出回る本格的な製品数が年々減少するなか、 ピュアイングリッシュブライドルレザー、ソリッドブラスの金具、 アイリッシュリネンの糸など、可能な限り英国産の材料にこだわり、 熟練の手縫作業を頑なに再現しているラザフォード社は、いまや大変貴重な存在といっても過言ではないでしょう。
昨年より販売しておりますミュージックバッグはラザフォード社のシャトルワース・へリテージ・コレクション(往年のシャトルワース社の製品を再現したトラディショナル・イングリッシュブライドルラッゲージ)の記念すべき第一弾商品です。
MTOとなりますが、お客様のお気に入りの靴の色とマッチする鞄を供給できるよう、茶色の種類も豊富に取り揃えました。
イングリッシュブライドルレザーの豊かな色合いと、しっとりとした独特の感触をWEB上でお伝えすることは困難ですので、ぜひ、ご来店の上、商品をお手に取ってそのクオリティをお確かめください。
今後、シャトルワース・へリテージコレクションは、フォリオ、ブリーフケース、アタッシュケースと順次商品展開を拡大して参りますので、ぜひご期待ください。
フォリオケース
ブリーフケース
アタッシュケース
ラザフォードのご紹介テキストは以上になります。
現在ミュージックバッグは残りわずかではありますが近々に追加分、各色少量ではありますが入荷予定です!
古き良きイギリス製品が少しずつ消えていく昨今、産声を上げて間もないまさに奇跡のラッゲージメーカー、「ラザフォード」をどうぞよろしくお願いいたします!!
ありがとうございました。
ユニオンワークス
なかがわ