T.SHIRAKASHI BOOTMAKER
T.SHIRAKASHI BOOTMAKER
May 14, 2021
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横浜店が入るインペリアルビル。
その5階には柔らかな自然光が差し込む明るいアトリエがあります。
そこで黙々と作業に励むのは
T.SHIRAKASHI BOOTMAKER
長年の修行で得た英国の靴作りをベースに、古い文献を研究してたどり着いたブーツ作りをハウススタイルとするビスポークメイカーの白樫さんです。
その中で作り手との話し合いで理想の形に靴が出来上がっていく過程や、完成した靴の快適さ、さらにそれを手入れ・修理しながら数十年履くという文化に感銘を受け、Shoemaker(靴職人)への道に進むことを決意した異色の経歴を持ちます。
壁面にはオーナー毎に合わせて一つ一つ作られたラストが並びます。
靴の製作で使用する多様な道具は
日本では手に入らない物や、およそ100年前に作られた道具を揃える拘りよう。
それらが綺麗に整頓されている事からも白樫さんの几帳面さが伺えます。
同じビルに入っている事もあり、製作途中を見せていただいたりお話をさせていただく機会があるのですが
白樫さんが作られる靴は道具からマテリアル、デザイン、工程など全てに対して”そこまでしますか・・!”と思うほど一切妥協がありません。
とにかく良い靴を作りたいという想いが身に染みて伝わります。
これらはアトリエにあるビスポークのサンプル。
奇をてらったシェイプやパターンではないクラシックな英国スタイル。
緻密に計算されたパターンや丁寧な仕事が見て取れます。
どの靴も本当に美しく、ため息が出るほどです。
過去10年間ビスポーク一筋で勤めてきた白樫さん。
その中で培った靴作りの知識や技術を1つのプロダクトとして形にし
昨年末、満を持して短靴のMTO(Made to Order)をスタートしました。
テーマは ”URBAN COUNTRY”。
(都会の生活でも違和感なく着用できるカントリーライクな靴)
白樫さんが理想とする靴の形をマスターピースにできればとの思いから生まれたモデル達です。
(後日、MTOについてもう少し深掘りしたブログを上げます)
そしてこの度 T.Shirakashi BOOTMAKER のMTOオーダー会を開催する運びとなりました。
日程は
5月29日、30日の2日間を予定しておりましたがコロナウィルスの影響で延期となり
現在6月26(土)、27(日)で予定しております。
価格
242,000円(税込み)~
フルブローグや手縫いモカステッチなどデザイン、マテリアルにより価格は変動いたします。
納期
3カ月~4カ月
※シューツリーは英国ファクトリー製のためコロナウィルスの影響でさらに期間が必要になる場合があります。
付属品
オリジナルシューツリー、シューバッグ、ボックス
T.SHIRAKASHI BOOTMAKER のインスタグラムには
白樫さんが普段作られている靴が載っていますのでぜひご覧下さい。
どの靴も本当に美しいですよ。
前述にもございますが、後日MTOの靴についてもう少し深掘りした内容をご紹介しますのでぜひご覧下さい。
ありがとうございました。
横浜店 シン