【GEORGE COX】オールソール Vibram#2021
【GEORGE COX】オールソール Vibram#2021
May 07, 2023
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GEORGE COX
1906年、イギリスのノーザンプトンで、ジョージ・ジェイムズ・コックスにより創業されたメーカー。
分厚いクレープソールを使用したBlothel Creeper(ラバーソール)の印象が強いのでは無いでしょうか。
現在も多くの人々を魅了し続けています。
今回はそんな根強い人気を誇るラバーソールのお修理です。
厚みのあるクレープソールなので、クッション性が高く、履き心地抜群です。
クレープの内部にスポンジの土台が仕込まれており、その外周をクレープで覆った仕様になっております。
ソールの磨耗によって減った場合の修理方法は2パターン
削れてしまった厚み分、クレープを継ぎ足すか、ソールを丸々交換するかです。
クレープソールでオールソール交換も出来ますが、
今回は軽量化をご希望でしたのでカスタムしました。
使用したソールはこちらの【Vibram#2021】
Vibram社のヒール一体型ユニットソール
発泡ゴム系のソールですので軽さがありクッション性も抜群です。
オールソール後がこちら
ラバーミドルソールまでステッチをかけ、アウトソールは接着で仕上げます。
かかと部分は削れたら同素材で継ぎ足す修理が可能です。
アウトステッチも違和感なく、馴染んでいますね。
George coxの特徴的なデザインの印象を残しつつ、仕上がったのではないでしょうか。
クレープソールは時間が経過すると劣化し、ベタベタになることがあります。
同じクレープソールで交換することも出来ますが、
Vibramソールでオールソールすることも可能ですので、ぜひご検討ください。
ご依頼お待ちしております。
ユニオンワークス銀座店 滝口