【 Church’s 】チャーチ ディプロマット オールソール クリーニング

【 Church’s 】チャーチ ディプロマット オールソール クリーニング

Aug 19, 2024

8月14日(水)~ 8月21日(水)まで UNION WORKS全店、夏季休暇を頂戴しております。

※横浜店・BENCHMARKは22日(木)までお休みとなります。

休暇期間中はご不便お掛けいたしますが、何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

 

今回ご紹介するのは

チャーチのセミブローグ“ディプロマット”

キャップトゥのモデル“コンサル”と並んでビジネスシーンで着用されている方も多いのではないでしょうか。

早速見ていきましょう。

レザーソールの上にハーフラバーを貼り、ヒールもラバーヒールに交換されています。

実用性を重視してこのように補強してお履きになられていたようです。

ソールのウエスト部分は地面には接しませんが、急な雨で濡れたり乾いたりを繰り返すことによりこのように割れてしまう場合もあります。

より実用性を高めたいとのご希望でしたのでオールソールしましょう。

続いてはアッパー

雨に濡れることでアッパーにも影響が出ることもあります。

不均一に濡れ乾いたことにより、ボコボコとしたシミができてしまったようです。染み抜きをしてキレイにしていきましょう。

仕上がりがこちら。

Thames soles

テムズソールというラバーソールでオールソールいたしました。

横からの見た目もドレスシューズと相性バッチリです。

こちらのソールは知名度は高くありませんが、エドワードグリーンやガジアーノ&ガーリングなどのブランドで採用されていた上質なソールです。

トップピースにはソールとは別の8mm厚のラバーヒール。テムズヒールはおよそ5mmほどの厚みなので実用性重視して厚いパーツにいたしました。

最後にアッパーのクリーニング、ケア

〈before〉

〈after〉

Cleaning

白っぽくボコボコとしたシミはしっかり除去できました。アッパー全体のケアも行なっておりますので、革にしなやかさが戻り自然なツヤが出ました。

今回はお客様の着用シーンや頻度などを考慮してラバーソールで交換いたしました。

お話ししながら満足いただけるような修理メニューをご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

ご来店お待ちしております。

ありがとうございました。

青山店 網本