先日いただいておりました夏季休暇期間に英国出張へ行ってまいりました☆

コロナの流行以降行けていなかったので今回の出張はじつに4年ぶり。

久しぶりの出張では沢山の収穫があり、企画を立ててまいりました。

詳しい内容は追々、改めてご紹介するとしまして

今回は出張で巡った英国のパートナーをご紹介出来ればと思います。

まず向かったのはノーザンプトンにファクトリーを構える「SCHNIEDER RIDING BOOTS」。

さすがは乗馬靴専門のブーツメイカー。

至るとことに多様なライディングブーツのサンプルが置かれていました。

作業で使用されるマシーンはどれも相当使い込まれた姿。

これらで何百何千ものブーツを作ってきたのだろうと想像します。

クリッピングに使用する木型からも時代を感じますね。

見たことのない腕の長さのミシンを器用に扱うクローザーの職人。

どれも初めて目にするものばかりで眼福でした。

そしてこちらではお宝を発掘！

日本に届きましたらご紹介しますのでぜひお楽しみにお待ちください☆

続いてTricker’sのファクトリーへ。

画像は吊り込みが終わって傷がつかない様にビニールに包まれた状態です。

トリッカーズはレディメイドのイメージが強いですが、ビスポークのラストも数多くありました。

またリペアで持ち込まれた靴もたくさん。

修理屋ですので、どの様に直すのか気になり何度も質問してしまいました。笑

そしてショールームには映画「キンキーブーツ」にてローラが履いたとされるブーツが☆

トリッカーズのファクトリーが舞台として使用された映画で、実際の職人たちも出演して話題になりました。

現場の雰囲気も見られることもあり、トリッカーズ好きであれば必見の映画です。

まだご覧になられていない方は是非！

続いてラストファクトリーの「Spring Line」へ。

ここではノーザンプトンのシューファクトリーはもちろん

ロンドンや世界中のシューメイカーからラスト、シューツリーの

作製を請け負っている老舗のラストメイカーです。

これらは全てマイケル・ジェームスが削り出したビスポークのラスト。

話を聞くと様々な有名ブランドの仕事を請け負っている、

まさに「THE LAST MAN」に相応しい方でした。

「こんなものがあるよ」と見せてくれたラストの中には

プリンス・オブ・ウェールズの文字が☆

そうです、現チャールズ国王のラストです。

正面から見て見るとなかなか幅広な足ですね。

こちらがメジャーリングのデータ。

他にもハリーポッターの衣装のラストなんかもありました。

いやー貴重なものを見せていただきました。

その後はオフィスで商談。

サンプルやフィギュア、小物が至る所に飾られていて、居るだけで楽しめる空間でした。

スプリングラインでも楽しみなネタを仕込んできました。

これから進めていくのでお披露目は少し先になりますが、こちらもお楽しみにして頂ければと思います。

まだまだ書きたい内容はあるのですが長くなりましたので、ひとまずはここまで。

近日中に後編をアップします☆

ありがとうございました。

シン