VS【Vintage Steels ヴィンテージスチール】

VS【Vintage Steels ヴィンテージスチール】

Nov 01, 2024

つま先の削れ防止でお馴染みの「ヴィンテージスチール」。

ユニオンワークスの定番メニューの1つですが、改めてご紹介します。

 

レザーソールの革靴は馴染みが早く、比較的歩きやすいと言われますが

履きはじめは硬く、”反り返り”が付いていません。

ですのでつま先への負担が大きく、みるみる削れてしまいます。

「まだ数回しか履いてないのにこんなにも削れたのか!?」

と驚愕した方も少なくないと思います。

 

 

そこで登場するのがヴィンテージスチール。

 

 

厚みはわずか1.5mm程と薄いのですが

レザーよりも圧倒的に硬く、強度がありますのでつま先の減りを防止してくれます。

 

 

こちらは履きはじめ前の補強として取り付けたオールデンのローファー。

 

 

ソールと面一(ツライチ)になるように取り付けます。

 

 

コバの角度も違和感のないように再現

 

 

僭越ながらウチのヴィンテージスチール、ホント美しい仕上がりです☆

シングルソールでしたら大体の方はソールに穴が空くまでは持ちこたえてくれます。

(蹴りの強い方は稀にスチールを交換することもあります)

 

 

続いてウェストンのシグネチャーローファーにハーフラバー&ヴィンテージスチール。

 

 

こちらは弊社が提供する事前補強の中でNo.1。

そして横からの見栄えもほどんど変わらない、強度と美しさを兼ね備えたメニューです。

また、ハーフラバーを貼るとよくある”つま先から剥がれてくる”といったこともありません。

履きはじめにこのセットを施すとかなりの期間、フロント部分に気を遣わなくて良くなります。

 

 

もちろん、すでにお履きのお靴にも取り付けられます。

 

 

新品の靴と同様、ソールと面一になるように取り付けます。

 

 

削れていたソールの先端には革を継ぎ足し、厚みと外周を整えた上で作業を進めています。

すでに履き下ろしてしまったお靴にも取り付ける事は可能ですが、

つま先削れ防止の効果やスチールの外れにくさを考えると新品時に取り付けるのがオススメです☆

 

新しくお靴をご購入された際は履き下ろす前に

ぜひヴィンテージスチールをご検討下さい。

 

ありがとうございました。

シン