【GUIDI】グイディ ファスナー交換 ソール補修

【GUIDI】グイディ ファスナー交換 ソール補修

Dec 26, 2024

年の瀬ですね。

今年もあっという間でした。

私は毎年、年始めにやりたい事リスト作るのですが、今年は半分くらい残ってしまいました。

来年に持ち越しです。

 

会社としても、今年かたちに出来なかった企画が、来年はいよいよかたちになりそうです。

ワクワクします。

 

それではここからは修理のご紹介です。

カラフルなペイントが施されたセンタージップブーツ。

GUIDIとBEAMSさんのコラボ商品だそうです。

アッパーのペイントはドリッピングという技法によって施されているそうで、

この技法は毎回同じ柄にはならないため、まさに一点物といえるでしょう。

 

今回のご依頼はファスナー交換とソールの修理。

 

先ずは大掛かりになりそうなファスナーから。

GUIDIのファスナー(テープ)あるあるなのですが、よく破れます。

恐らく染めやすさやエイジング、雰囲気を重視してコットン素材のテープを使用しているからでしょう。

 

右足はこの通り交換が必要。

 

左のテープは無事ですが、引き手が摩耗で削れており、いつ外れてもおかしくない状況です。

 

右足はファスナー丸々交換、左はスライダーのみ交換する事にいたしました。

 

ファスナー交換の工程は過去のブログに詳しく載っておりますので割愛。

よろしければ覗いてみて下さい。

GUIDI ファスナー交換

 

今回のブーツはファスナー部分にもペイントがかかっていました。

交換したままですと、ファスナーが浮いてしますので一手間加えていきます。

 

仕上がりはこんな感じ。

 

テープの染め具合も良い感じに仕上がりました。

 

スライダーにも少しエイジング加工とさりげなくペイントを。

 

左右並べても違和感ないのではないでしょうか。

 

ファスナーの次はソールの補修に移ります。

 

爪先とトップリフトの補修をしていきます。

 

仕上がりはこちら。

コバは馴染みが良い様に荒く仕上げました。

 

トップピースにはVibramタンクライトを使用。

デザインは異なりますが、元々ついていたものより強度があります。

Vibram Tank Lite

トップピースも同様にコバは荒い仕上げ。

 

ファスナーもソールもよく馴染んでますね。

うまく仕上がったのではないでしょうか。

 

ユニオンワークスでは靴の修理は勿論、バッグ、革小物などの修理も承っております。

是非一度ご相談下さい。

 

皆様のご利用お待ちしております。

 

最後までお付き合いいただき有り難うございました。

 

横浜店 山田