
【TONY LAMA】Western Boots Resole ウェスタンブーツ ソール交換
【TONY LAMA】Western Boots Resole ウェスタンブーツ ソール交換
Apr 08, 2025
最近お受けする事の多いウェスタンブーツ。
流行っているんですかね?
今回はそんなウェスタンブーツの代表格をお受けしました。
【Tony Lama】
100年以上の歴史をもつアメリカの老舗ブーツメーカー。
アッパー・ライニング・ソール、全ての工程をハンドクラフトで一足ずつ丁寧に製造しています。
歴史に裏付けされた技術は本物で、現在も唯一無二の本格ウエスタンブーツを製造しております。
ウエスタンブーツと言えば真っ先にこのメーカーを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
褪色したスエードがいい感じの雰囲気を醸し出しています。
今回はアッパーではなくソール交換のご依頼でした。
ウェスタンブーツといえばこの独特なソールも特徴の一つ。
ウェルトがウェストの手前までしかなく、縫える範囲はメスステッチと呼ばれる仕様で仕上げてあります。
ソールに切り込みを入れてから、その中に縫いをかけていくため、
ステッチが埋まり目立ちにくい仕上がりとなります。
ウェルトから後ろは釘留めになっています。
この製法のおかげでシャープなウェストを作る事ができ、
ウェスタンブーツ特有のラインを出すことが可能という訳です。
キツくテーパードしたヒールも特徴的ですね。
如何にこの辺りを再現できるかで、仕上がりの良し悪しがだいぶ変わってきます。
仕上がりはこちら
ソールの前半分はオリジナル通りメスステッチ。
ウェストは釘留め。
強度を考え、木のペースではなく真鍮を使用しました。
ウェスタンブーツ特有のくびれ。
バッチリ再現できましたね。
ヒールもしっかりテーパーをかけております。
引きで見るとこんな感じ。
とても素敵に仕上がったのではないでしょうか。
ユニオンワークスでは靴の修理は勿論、バッグ、革小物の修理も承っております。
是非一度ご相談下さい。
皆様のご利用お待ちしております。
最後までお付き合いいただき有り難うございました。
横浜店 山田