白い革

白い革

Nov 28, 2013

ちょっと涼しくなったかな~と思っていったら

あっという間に冬の到来です。

焦ってコートを引っ張り出して、代わりに夏物をしまおうとすると・・

夏に活躍した服や靴の汚れが気になってきます。

特に白!

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どうしたって汚れが目立つし、しかもなかなか落ちずに残ります。

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毎年夏になると白いパンツに手を出したくなるのですが・・・

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汚れが怖くてずぅ〜と見送っています。

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つま先の汚れだと思っていたこの黒ズミ。

コレは洗っても落ちません。

実は、元々白く塗装された革の表面が傷つき剥がれて

地の革が出てきてしまっているからです。

(鞣しの方法にもよりますが、色をつける前の革は

ヌメ革のような白っぽいベージュや青白かったりして真っ白ではないのです。

この辺の話はまだどこかで・・・)

黒や濃目の茶系の場合にはクリームでの色入れも可能ですが

白の場合にはクリームでは色が入りきらないので、塗装のやり直しが効果的です。

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!!

だいぶ印象が変わりましたね!

白さと共に清潔感が戻りました。

黒ずんで見えていた傷ついた革は、汚れを極力落としてから

何度か重ねて白を塗り重ねていきます。

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ソールと踵のお直しもして、次の夏への準備は万端です。

シーズンオフには一度キレイにしておきたいものですね。

( 銀座店 鳥海 )