ヒライ・スペシャル (レペット修理編)

ヒライ・スペシャル (レペット修理編)

Aug 19, 2009

 

レペット。

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まずはその歴史を少々ご紹介。

↓ 

1947年に誕生したバレエ用品の専門店「Repetto」。

レペットの生みの親は、もともとモンマルトルでレストランを経営していたイタリア人女性、

Rose Repetto(ローズ・レペット)。

振付家として有名な息子のローランプティからの要望で、ラ・ペ通り22番地にアトリエを構え、

トゥシューズやチュチュなどのバレエ用品を制作していました。
48年からは、街歩き用のタウンシューズを販売。

トゥシューズ独特の技術を用いたこの靴は、瞬く間にフランス人の心をとらえ、

特にダンサーや歌手といったショービジネスに携わる人々の間で爆発的な人気を得ました。
今回のレペット「ジジ オム」を愛用したセレブの中でも最も有名なのが、セルジュ・ゲンズブール。

彼はジジをこよなく愛し、タキシード姿でもジーンズでもどんなファッションでも

ジジを履いていたことで有名です。

ゲンズブールのワードローブには20足揃っていたとか・・・

 

 

 

 

 

そんなレペットも履いていくと時々こんなこともあります。

 

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こうなるとバレエシューズ独特の構造が仇になり、一筋縄では直せません。

一時はユニオンワークスでも修理不可能メニューとされていました。

 

しかし!!お断りする日々に心を痛めた青山店の研究熱心なスタッフ平井。

彼は日々の研究の中でついに!!!

 

 

 

 

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あきらめなくて良かった~

どこかに必ず突破口があるものなんですね。

 

そんな気持ちを思い出させてくれる修理方法。

メルシー、ムッシュヒライ

 

 

 

 

 

( 青山店 鳥海 )

 

今年、レペットのオンリーショップが新宿にできました。→HP

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