基本の修理

基本の修理

Apr 24, 2014

おろしたてのレザーソールの靴は、ソールが固く返りが悪いので、まずつま先と一番負担のかかるヒールから減っていくことがほとんど。

今回は修理の基本、つま先補修とヒール交換のご紹介です☆

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Edward Green Berkeley

このブログをご覧になっている方々にとっては、言わずと知れた超定番のイギリス靴ですね。

私にとっては憧れの一足です☆

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こちらのお靴は今回が初めての修理。

ソールの真ん中はあまり減っていないですが、つま先が減っていますね。

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ヒールは一番下のラバーの層ぎりぎりまで減っています、これ位がヒール交換のベストなタイミングだと思います。

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つま先の修理はレザー・ラバー・スチールからお選びいただけますが、この靴で一番自然な仕上がりになるのはレザーでのお修理です。

靴底を見ると修理した感じはわかりますが、コバ(ソールのサイド)の仕上がりは修理感がなくとても自然ですね☆

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ヒールはオリジナルと同じラスターに交換。

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ヒールの釘は職人が一本一本手打ちします。

エドワードグリーンと同じ3本寄せ打ち、美しいしい上がりですね☆

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こうして靴底全体を見ると、修理したところとしていないところがはっきりとわかります。

でもしばらく履けば、修理したところが汚れてなじんでくるんです。

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ソールの修理だけですが、全体的にシャキッとしたような気がしますね☆

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こちらはJohn Lobbのチャッカブーツ。

ジョンロブらしくシャープな雰囲気でかっこいいですね☆

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前に紹介したエドワードグリーンと同じでこちらも初めての修理です。

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このタイミングがヒール交換のベストです(笑)

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こちらのブーツはジョンロブオリジナルのトップピースがついています。

ブランドのイニシャルであるJLをモチーフにした美しいデザインですね☆

もちろんユニオンワークスでこのトップピースは取り扱いがございません。

このデザインのトップピース、長いジョンロブの歴史の中では比較的最近できたものになります。

それ以前にはおなじみのダヴテイルが多くつかわれていました。

そういう歴史もありまして、ユニオンワークスでジョンロブのトップピース交換をご希望されるお客様にはダヴテイルをお勧めしています。

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これがダヴテイル、化粧釘がたくさん打ってありとてもイギリスらしいヒールパーツです。

ジョンロブとの相性もバッチリ☆

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つま先も先ほどと同じレザーにて補修、自然な仕上がりになりました☆

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ヒールのコバも美しい仕上がり☆

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あと一二回つま先とヒールを修理したら、ソールの真ん中が薄くなってきてオールソールのタイミングになってくると思います。

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かっこいいブーツですね(笑)

今回のようなソールの部分修理は、オールソールに比べると靴への負担が少なく済みます。

そして部分修理をしないで履き続けると、オールソールの時期が格段に早く来ます。

靴を永く履いていくためには、なるべくこまめに部分修理をして、オールソールの回数を減らすことが重要です。

ユニオンワークスの提案する靴の修理は、「なるべくオリジナルに近く、必要以上に修理をしない」を基本にしています。

お客様のご希望を一番に考えますが、その靴を永く履くためのアドバイスをさせていただくこともございます。

もちろんこちらから必要以上な修理をお勧めするようなことはありません☆

Toe Tips Leather              :   ¥2,500~           

Quater Rubber (ラスター)   :   ¥4,000~           

Dove Tail (ENGLAND)       :   ¥4,000~     

※すべて税抜価格です。

忙しくて店舗にご来店いただけない方も多いかと思います。

工場に直接靴を送っていただいてのお修理も大歓迎です。

Web Repair リニューアルしました!!

How To Order :http://www.union-works.co.jp/contact/

Web Repair :http://unionworksrepair.com/#!/

(工場 森田)