先日久しぶりに映画館に行ってきました。
観た映画は『ハウス・オブ・グッチ』。
タイトルの通り世界的に有名なあのファッションブランドGUCCIのブランドヒストリーを題材とした映画です。
内容についてはお話し致しませんが、登場人物の服装がとても素敵で、
かつ話のテンポが良いので２時間半ある映画ですがあっという間でした。
GUCCIの名靴、ビットローファーも作中に出てきたので、
いつか映画の内容を交えてビットローファーの修理紹介を出来たら良いなと一人考えております。
私事はこの辺にしておいて、ここからはお修理の紹介です。
冒頭でお話ししたGUCCIではございませんが、折角ファッションの話をしたので、
今回は修理というよりカスタム。
履き心地より見た目に重きをおいた内容となります。
弊社別注のサンダース チェルシーブーツ（私物）
良い感じにシワが入ってきました。
こういうソリッドなデザインの靴は履き込んで入る自然なシワが本当にカッコいいです。
アッパーは履き込んで育てるとして、今回着目するのはヒール周りです。
ここの仕様を変えていきます。
まで削れも少なく交換のタイミングではございませんが、
今回は見た目の変化が目的なので変えちゃいます。
オリジナルよりヒールを高くして、かつテーパード（地面に向かって窄まっていく仕様）をかけていきます。
元々のヒールの高さが約30㎜。
交換後は約45㎜。
約15㎜高くしました。
トップピースは元と同じダイナイトを使用したので、積み上げの革を足して高さを出しました。
Before
After
よりシャープで引き締まった印象になりました。
ヒールをオリジナルより高くする事によって、履き心地を損なうこともございます。
ヒールアップを推奨しているわけではございませんので、ご希望の方は弊社スタッフとご相談の上ご依頼下さい。
※トップピース代込みの価格
只今DM割引期間中です。
是非ご活用下さい！
最後までお付き合い頂き有り難うございました。
青山 横浜店 山田