コストパフォーマンスに優れた

シューメイカーとして挙げられるジャランスリウァヤ。

このローファーも定番モデルの一つではないでしょうか。

アウトソールがダイナイトソールのモデルもありますが

こちらはレザーソールのモデル。

もちろんまだ一度も履かれていないのでお修理は不要。

履く前のソールの補強でお持ち込みになられました。

Half Rubber Soles＆Vintage Steels

レザーソールの靴の履き下ろし前の

定番補強メニューにとして

ハーフラバーソールと

ヴィンテージスティールが挙げられますが

こちらはその二種類を組み合わせた補強方法。

ハーフラバーソールでアウトソールの

前半分の地面と接地する面を保護し

ヴィンテージスティールですり減りやすいつま先を保護。

ハーフラバーソールと面が揃うように取り付け

ヴィンテージスティールとハーフラバーソールの境から

ハーフラバーソールが剥がれないよう

一工夫を施して仕上げています。

この補強方法であれば基本的には

オールソールをしなくても

ヴィンテージスティール、ハーフラバーソール、

トップピースの交換のみでお履き頂けます。

これだけしっかり補強をしても

サイドの雰囲気を損なうことなく仕上がります。

またこのモデルはサイドが通常の仕上げとは異なり

段差があるデザインでした。

もちろんこのデザインを活かしたまま

補強させて頂きました。

『ハーフラバーソールは貼らない方が良いんですか？』

『ヴィンテージスティールは必要ないって本当ですか？』

などなど店頭に立っていると様々な質問をお受けします。

どちらもメリット、デメリット、向き不向きがあり

その靴を履く方にとって何が最適か

履く方が何を重視したいかによって答えが違い

正解、不正解はないように思います。

悩んでしまった場合は是非私達プロに聞いてみて下さい。

きっとお客様に合った

メニューを提案できるかと思います。

ご不明点ございましたらどうぞお気軽にお問合せ下さい。

皆様のご来店、心よりお待ちしております。

ありがとうございました。

青山店　中田