レッドウィングのエンジニアブーツ、2268。

ブランドの顔と言っても過言ではない定番モデルです。

今回はトップピースの擦り減りが気になるとのことでお持ち込み。

長年着用していたということで大きく擦り減っています。

ここまで擦り減ったら交換のタイミング。

トップピースの交換をさせて頂きたいのですが…

レッドウィングのエンジニアブーツの場合

トップピースの上の積み上げ部分に

革ではなくプラスチックが使われています。

今は特に問題なさそうですが

どうしても加水分解で割れてしまう可能性があります。

今回はトップピースの交換だけではなく

プラスチックの積み上げも交換させて頂きました。

仕上がりがこちら。

Vibram #700

トップピースに採用したのはワークブーツ定番の

Vibram#700ヒール。

シェブロン状のパターンが特徴的なトップピースで

耐久性、グリップ力に優れています。

プラスチックの積み上げ部分は

レザーのもので交換させて頂きました。

積み上げ部分を異なる材料へ変更しましたが

違和感なく仕上がっています。

ヒールの高さやウエスト部分が括れている

ピッチドヒール仕様も再現。

これで加水分解することなくお履き頂けますね。

今回はヒール部分をお修理させて頂きましたが

【 RED WING 】レッドウィング エンジニアブーツ “2268” PT91 オールソール

こちらの記事では同じくレッドウィングの

エンジニアブーツのオールソールを紹介していますので

よろしければご覧下さい。

また弊社では様々なレッドウィングの

カスタムやお修理をお受けしております。

こちらからこの他の事例をご確認頂けますので

合わせてご覧下さい。

ご不明点ございましたら

どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

皆様のご来店、心よりお待ちしております。

ありがとうございました。

青山店　中田