【 Church’s 】チャーチ “SHANNON” シャノン ハーフラバーソール&ヴィンテージスティール

【 Church’s 】チャーチ “SHANNON” シャノン ハーフラバーソール&ヴィンテージスティール

Jan 07, 2024

チャーチのシャノン。

同ブランドのカジュアルシューズの定番モデルです。

 

アッパーには雨や汚れに強い

ポリッシュドバインダーカーフが採用されています。

 

今回はソールの補強をされたいとのことでお持ち込み。

 

アッパーにポリッシュドバインダーカーフが採用されているということもあり

雨の日でもガシガシと履けるように

ソールを補強したいとのことでした。

 

ソールのフロント部分は擦り減りが見受けられますが

 

まだまだ厚みはありそうな状態。

 

急いでオールソールなどをする必要は無さそう。

 

つま先部分は擦り減りが見受けられますので

補強をしたほうが良さそうですね。

 

雨の日でもガシガシと履けるようにする主な方法として

今のレザーソールの上から材料を取り付けて補強する方法と

今のソールを全て外しラバーソールへオールソールする方法の

2つが挙げられます。

今回はコスト面などを考慮して

レザーソールの上から補強することに。

 

仕上がりがこちら。

 

Half Rubber Soles

フロント部分にはハーフラバーソールを取り付けました。

 

レザーソールは馴染みの良さや

高級感のある仕上げといった特徴が挙げられますが

着用する場所によってはどうしても滑ってしまうことも。

ハーフラバーソールを取り付けることにより

歩行に滑ってしまう現象を大きく抑えることができます。

 

Vintage Steels

つま先部分はヴィンテージスティールで補強。

フロント部分よりも擦り減りやすいつま先部分は

ラバーよりも強度のある金属素材での補強がお勧め。

 

今回お持ち込み頂いたダブルソールのような

厚みのあるソールは特につま先部分が擦り減りやすいので

ヴィンテージスティールを取り付けておくと

つま先の擦り減りをあまり気にすることなく

ガシガシとお履き頂けます。

 

またハーフラバーソールのみ取り付けた場合は

歩行時につま先をどこかにぶつけたり引っ掛けてしまうと

どんなにしっかりと接着されていても

ハーフラバーソールが先端から剥がれてしまうことがあります。

ですがヴィンテージスティールと併用することで

ハーフラバーソールが先端から剥がれてしまうことを

防ぐことができます。

 

取り付けたハーフラバーソール、ヴィンテージスティールは

サイドからは取り付けられている様子が殆どわかりません。

 

今回はチャーチのシャノンを雨天時でもガシガシお履き頂けるよう

レザーソールを補強させて頂きました。

 

本来であればトップピースもラバーヒールへ交換することで

より雨天時でもガシガシとお履き頂ける仕様にできたのですが

まだトップピースにそこまで擦り減りが見受けられませんでしたので

今回はソールのフロント部分のみの補強をさせて頂いております。

 

ハーフラバーソールとヴィンテージスティールの併用は

近年多くのオーダーを頂いている人気メニュー。

是非お試し下さい。

 

ご不明点ございましたら

どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

 

皆様のご来店、心よりお待ちしております。

 

ありがとうございました。

 

青山店 中田