【 Padmore&Barnes 】 パドモア&バーンズ ワラビー カスタムオールソール vibram#7124 リップルソール
【 Padmore&Barnes 】 パドモア&バーンズ ワラビー カスタムオールソール vibram#7124 リップルソール
Sep 27, 2024
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今回ご紹介する一足はこちら
パドモア&バーンズ ワラビー
ぱっと見クラークスのワラビーだと思いませんでしょうか。
それもそのはず“パドモア&バーンズ”とは、1934年にアイルランドで創業したシューズメーカー。
“クラークス”のワラビー、ナタリーと言われるモデルはパドモア&バーンズがクラークスへデザインや技術を提案しており、クラークスの提携工場として生産していたみたいです。
納得ですね。
それではみていきましょう。
オリジナルのソールはもちろんクレープソール。
柔らかくてクッション性に優れていますが、その反面合成ゴムと比べると削れやすい素材です。
削れはもちろんですが、ソールの剥がれも気になりますね。おそらく経年劣化によるものだと思われます。
また、クレープソールは素材の特性上熱に弱いので、夏のアスファルトの熱さに耐えることができずベタつきやソールの剥がれてしまう事もあります。
アッパーは毛羽立ちと色抜けが気になりますのでスエードのケアもしていきましょう。
仕上がりがこちら。
今回は見た目をガラッと変えたいということでvibram#7124 リップルソールで交換いたしました。
もちろんクレープソールより硬くなりますが、独特の波状パターンによりクッション性と屈曲性があり問題ない履き心地かと思います。
サイドから比較してみましょう。
〈before〉
〈after〉
とにかく見た目のインパクトがあり、一気に雰囲気が変わりました。
ミドルソールとアウトソールの間には適度な厚みのスポンジソールを入れてオリジナルに近いバランスを再現しております。
続いてはアッパー
バサバサしていた毛羽立ちは抑えられ、色味も蘇ったのでシャキッとした見た目になりました。
スエードも定期的なケアをすることでキレイな状態を維持しやすくなります。
今回はワラビーにリップルソールをつけるカスタムをしましたが、他のお靴でもお受けできますのでお気軽にご相談ください。
皆様のご来店お待ちしております。
ありがとうございました。
青山店 網本