今回ご紹介するのはこちら。

オールデン　31501 フルブローグダービーシューズ

長きに渡り愛用されてきた一足。

早速見ていきましょう。

ソールつま先のすり減りや

ヒールの削れが気になるとのことでお持ちいただきました。

どちらもお修理するタイミングですね。

しかし、全体的に確認してみると

アウトソールのすり減りや、

ミドルソールの割れがございました。

これを機にミドルソールからオールソールした方が良さそうですね。

続いてはアッパー。

スエードのバサつきと色褪せが気になるとの事でこちらもケアしていきましょう。

仕上がりがこちら。

Thames soles

元々はレザーソールでしたが、テムズソールというラバーソールで交換いたしました。

レザーに比べて雨や摩擦にも強く、天候気にせずガシガシ履けるようにいたしました。

シンプルなパターンのソールは靴のデザインに影響を与えにくく自然な仕上がり。

また、上質なラバーが故にコバの仕上がりもバッチリです。

続いてアッパー。

Suede maintenance

バサついた毛並みは整えて、保革しております。

補色はしておりませんが油分、水分が加わる事で本来の色が蘇り引き締まった印象になりました。

今回はオールソールとスエードのケアをいたしました。

スエードも革なのでケアは大切。

アッパーの状態が良ければ、ソールを修理しながら長くお履きいただけます。

ご自身ではどうしようもない状態でも、お力になれることもございますのでお気軽にご相談ください。

皆様のご来店お待ちしております。

ありがとうございました。

青山店　網本