【エンジニアブーツ】ヴィンテージ エンジニアブーツ ヒール交換 中底補強

【エンジニアブーツ】ヴィンテージ エンジニアブーツ ヒール交換 中底補強

Apr 09, 2025

 


今回お修理するのはヴィンテージのエンジニアブーツ。

 


革の質感

 


ストラップベルトの位置

 


雰囲気抜群のタグ

 


漢心をくすぐられるブーツです。

 

 


ソールの雰囲気も良いですね⭐︎

 

お持ちいただいた状態を拝見しますと


トップピースの減りも気になりますが

 


反対足はトップピースが剥がれてしまってますね。

 

ですので今回のお修理はトップピースの交換になります。

 

通常であれば何てことはないお修理なのですが
目の前にはヴィンテージのブーツ。。。。。

 

古いブーツの場合、中底の素材が劣化しており
新しいヒールを釘で固定するのが難しいケースが多いです。

 

もしやこのブーツも??と思い、オリジナルのハーフソックを捲ってみると


革の劣化と欠損で釘がしっかり見えてます。

 

前述した症状ですね。
このままでは新しく釘を固定することが出来ません。

 

そこで補強ボードを敷いて釘をしっかり固定します。


これで土台の固定はバッチリです⭐︎

 

 

トップピースにお選びいただいたのは弊社のオリジナルピース

 


UNION Heel。

Union Works Original (Made in England)

 

お修理後がこちら。

 

 

クラシックなデザインで、ドレスシューズに使う事が多いトップピースですが


ヴィンテージのブーツに合わせても雰囲気があって良いですね。

 

 


これでまだまだお履きいただけます。

 

今回ご紹介した補強ボードでのお修理。

ヴィンテージのブーツやお靴に行うことが多いですが
Red WingのエンジニアでPT83、PT91等にも行うことが多いです。

理由は同じで革の劣化等になります。

お持ちの方は参考になさってみて下さい。

 

川崎市高津区溝口にありますベンチマークでは
ワークブーツのお修理の他にドレスシューズのお修理も行なっておりますので
お気軽にご相談下さい。

 

ベンチマーク  フナヤマ