【Crocket & Jones】ギリーシューズ X リッジウェイソール

【Crocket & Jones】ギリーシューズ X リッジウェイソール

Mar 14, 2022

クロケットのギリーシューズをリッジウェイでオールソール。

 

ファッション好き、革靴好きな方に好まれる
「ギリーシューズ」。

 

スコットランドやアイルランドのケルト圏で履かれていたギリーシューズ。

 

正式なギリーはタンがなく、
紐も長い靴になるそうですが、
こちらのクロケット製のギリーはタンがあるタイプ。

紐が解けないように付いている紐先のタッセルがアクセントになる1足です。

 

 

ツイードのジャケットやトラウザーズに似合う
カントリーテイストの強い靴ですが、
オリジナルのソールはレザーソールです。

今回は、より実用的に履けるようにラバーソールへのオールソールでお預かりしました。

 

オーダーいただいたのはリッジウェイソール。

【リッジウェイソール】

Ridgeway Soles

波形のパターンが特徴的でグリップ性も期待できるソールです。

 

ソールの中央にパターンが集まっているので、

 

サイドからの見た目がスッキリとしてスマート。

ラバーソールでありながら適度にドレス感を残せるのがリッジウェイソールです。

 

 

過去にご紹介しました「チャーチ」ライダー等のブーツにも似合うソールです。

【Church’s・Ryder】リッジウェイでオールソール。

 

 

 

そして今回はもう一箇所、

赤丸部分の「ハチマキ」と呼ばれるパーツを交換し、
アウトステッチを360°かけるアラウンドステッチの仕様に変更しました。

 

オリジナルの仕様では踵周りにステッチが走らない仕様。
スッキリとドレスシューズらしい印象です。

ですが、このままの「ハチマキ」ではアウトステッチを縫う幅が無いので縫える様に交換します。

 

お修理後はヒール周りにアウトステッチが走り、
適度なボリュームがでました。

 

この仕様はカジュアル感が強いですが、
今回のリッジウェイソールやギリーシューズのスエード等に似合う仕上がりです。

 

以前の「少しのこだわりが違いを生む」感じに通じるところがありますね。

少しのこだわりが違いを生みます

 

 

これで以前よりもグリップ力が上がり履きやすくなったと思います。

 

お持ちのお靴をもう少し使い勝手をよくされたい方や、
靴の雰囲気を変えたい方などいらっしゃいましたら、
お話だけでも構いませんので是非お気軽にご相談下さい。

 

新宿店 フナヤマ