エドワードグリーン オールソール
エドワードグリーン オールソール
Aug 23, 2020
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- Edward Green
見たことがある映画や読んだことのある漫画を、何度も見たり読んだりしてしまうことはありませんでしょうか?
私は一つの仕草やセリフを分かっていても繰り返し見ては、改めて 「かっこいいなぁ…」 と思うのですが、、、
それが今、エドワードグリーンのオールソールを見ながら起きています。
EDWARD GREEN BERKELEY 82LAST SIZE 8E
202LASTに比べるとシャープな印象の一足、クラシカルとエレガントを併せ持つ美しいお靴ですね。
今回はこちらのお靴のオールソールとライニング修理、磨きを施しました。
ソール中央に穴が空いております。
穴が空いていることに気が付かずそのまま履いてしまうと内側のコルクが崩れ始め、中底が大きく沈んでしまいます。
人それぞれオールソールするタイミングが異なると思いますが、私はソールに穴が空いた時、又は空きそうな時をオススメします。
穴空きは目視で判断がつきますが、空きそうな時の判断は基準としてソールの中央を指で押していただくと分かりやすいと思います。
アウトソールが薄くなりプカプカと浮いているような感覚がしたら、まもなく空き始めると思います。
トゥやヒールの修理をした直後に穴が空くとオールソールとなるので、せっかく修理した部分が勿体なくなる恐れも…。
是非参考にしていただければと思います。
ご自身での判断が不安な場合は、お靴をお持ちいただきスタッフにご相談下さい!
それでは見るたびに、素晴らしい仕上がりと思うオールソールを紹介します。
ソールの色味や半カラスの曲線、ヒールの飾り釘の位置や本数も再現しており、なんといっても履き心地をオリジナルに合わせる様に仕上げてあります。
具体例としてはソールにグリーンと同じようなラインの癖つけをすることや、ヒールの高さや角度、ウエストの絞り込みまで細部に至りこだわりを持って施しております。
カウンターのライニングにも穴があり、芯にもダメージが及ぶことがあります。
捲れた革が踵に引っ掛かって、靴擦れの原因にもなるので要注意です。
通称「マド」と呼ばれる、グリーン特有のサイズ表記は残して修理をしました。
鏡面磨きはトゥとヒールを主張しすぎない程度に、サイドはほんのり繋ぎ合わせる様に仕上げました。
ウエストの丸みやウェルトのファジングも美しく仕上がっています。
数あるブランドの中でも特にエドワードグリーンのお修理は得意なので、是非ご依頼お待ちしております☆
ただいまDMとお修理品を一緒にお持ち頂ければ
期間中何度でもお修理代金10%OFFになります☆
この機会に是非、ご活用下さい!
今回の使用期限は11月29日までになっております。
ご注意くださいませ。
詳しくはコチラをご覧ください☆
DMはカスタマー登録がお済の方に
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次の冬にDMをお送りいたします。
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銀座店 滝口